vol.191 茅の取り入れ作業

 何やかやと1月から4月いっぱいまで連続で続いた出張仕事が終わった。長かった……。家族へも負担をかけた。出張先には新鮮な面白さもあるが、やはり、我が家を拠点に生活するのが、仕事にしても休日にしても、間違いなく落ち着く。

 

 冬に刈り集め、立てて干している茅たちが気になっていた。例年なら大抵4月中には取り込んでいる。しかし、出張中の一時帰宅くらいの隙間時間ではとても回収仕切れない。あまり放っておき過ぎると、下草や湿気の影響が気になるようになる。

 ただ運ぶだけなら早いが、収納する前には中までしっかり乾燥させなければならない。いざ使おうとした時に、蒸れて腐っていては大変だからだ。だから、干していた茅を回収するのは、晴れの天気が続いた後という条件が必要。しかしそれでもなかなか中まで完全には乾ききらないものもある。それらは束をほどいて広げ、中まで陽や風にさらして乾かさなければならない。そして完全に乾いたら、また束ねて運んで収納する。この一連の作業が、非常に手間を食うのだ。

 

 チリチリと日焼けしながら、どうにか乾かして運び切った茅。稲刈り後、稲木に干して天日乾燥していた稲を脱穀して取り込む作業とよく似ている気がする。屋根も材料も、何せ天気に左右される仕事である…。

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コメント: 2
  • #1

    田中稔 (水曜日, 08 5月 2024 20:29)

    仕事に対するひたむきさに感動します

  • #2

    ぶんな (水曜日, 08 5月 2024 21:28)

    いえいえ、見えないところで結構サボっています(笑)。