vol.94 棟上げ~仕上げ

 台風、それに付随する長雨。例年のことではあるが、このところ天気が不安定。けれど作業のタイミングとしてはギリギリセーフというところ。棟が上がってしまえば、夜な夜な雨漏りを心配することもない。

 重たいウマノリも、苦労して山から運び出したユキワリも、さして頭を抱えることにもならず、うまいこと棟に収まった。さすがやないか…と自画自賛してみるも、自分ひとりで葺いた屋根・棟が非対称だったりしてはどうしようもない。とりあえず、大きな山場を越えてひと安心。

 

 足場丸太を外しながら屋根を仕上げて降りてみると、持参の白茅と現場支給の煤茅とのマーブル模様で、我が家のネコの毛並みのよう。残るはあと一面。もうひと踏ん張り。