2020/11/25
 昨年は気味が悪いほど雪が降らなかったが、今年は大雪らしいともっぱらのウワサ。気候的には何となくホッとするものの、屋根屋的には気が気でない。雪がずり落ちた後に大穴が開いてしまう茅葺きがあれば、駆け付けなくてはならないこともある。

2020/11/15
 瓦の屋根屋さんより問い合わせを頂いた。杉皮葺きだった部分を瓦に葺き替えるが、茅葺きの下に潜り込んでいく部分がうまく収まらない。邪魔な軒の茅を切り上げたいが、いい方法はないだろうか?、と。

2020/11/01
 おかげさまで『ぶんなの日記』も100回目を迎えることが出来ました。鬱になりそうなほど滅入ってしまう時期もありましたが、支えてくれた家族、仕事にめぐり合わせて頂いたお施主さんや関係者の方、この日記を読んで反響を下さった方々…他。本当にたくさんのつながりの中で生かされていると感じ、感謝感謝の毎日です。

2020/10/30
 屋根工事現場で出た茅クズなどの廃材を、しばしば自宅に持ち帰り一箇所に溜めている。朽ちた茅葺き屋根の古茅は、昔から田畑の肥やしとして再利用されてきた。我が家のささやかな畑のために…と、せっせとと茅クズを溜めていたのだが・・・。

2020/10/20
 茅葺き屋根のてっぺんを飾る部材『ユキワリ(雪割り)』。両端がわずかに反り上がりを見せ、兜のようにてっぺんに鎮座している姿は、その家のシンボル的存在である。天然の木から削り出すため、家ごとに微妙に格好が違うのもまた面白い部分だ。

2020/10/10
 主として親方から弟子へ、技術が継承されていくのが職人の世界。それはそれで間違いないのだが、学校のようなカリキュラムがあるわけでもなく、まして毎日毎分が"ケースバイケース"に向き合わねばならない茅葺きの世界。方程式を教えてもらえれば全てが解ける、というわけにはいかない。

2020/10/02
 汗だく…ススだらけ…になりながら葺いた現場も、夏の終わりとともに完了した。よりによって一年で一番暑い時期を切り取ったかのような現場。

2020/09/24
 茅葺きの作業工程の最後は、大抵"刈り込み"になる。およその形や角度で葺いていたものを、最後に理想とする完成形に向けて成形していく。

2020/09/12
 台風、それに付随する長雨。例年のことではあるが、このところ天気が不安定。けれど作業のタイミングとしてはギリギリセーフというところ。棟が上がってしまえば、夜な夜な雨漏りを心配することもない。

2020/09/04
 屋根がいよいよ最後まで葺き終わると、今度はてっぺん"棟(むね)"の作業に取り掛かる。完成形ではトタンや杉皮に包まれていて見えないが、通常、棟の内部も同じように茅が積まれている。

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