2024/06/25
 今年届いた茅は概ね質の良いものが多かった。同じ人が同じ土地で刈ったものでも、年によって品質が大きく変わるのが、茅という建築材料の特殊なところだ。

2024/05/13
 3年ほど前に修理をしたお家から、別の面から雨漏りが発生したので見に来て欲しいとの連絡があった。

2024/05/07
 何やかやと1月から4月いっぱいまで連続で続いた出張仕事が終わった。長かった…家族へも負担をかけた。出張先には新鮮な面白さもあるが、やはり、我が家を拠点に生活するのが、仕事にしても休日にしても、間違いなく落ち着く。

2024/04/02
 今回の現場は、お施主さんが長年刈り溜めた茅を使う。美山の茅とよく似た、秋刈りの葉っぱ交じりの茅。  差し茅などの修繕ではよく使うが、葺き替えでこの手の茅を使うのは久しぶりな気がする。

2024/03/09
 通常、足場の設営も屋根葺きも、自分1人ですることが多い。茅葺きってひとりで出来るものなの?と聞かれることが多いけれど、物理的に無理ではない、というところ。自分が言うのは変だが、あまりひとりでやるべきものではないと思う。

2024/02/26
 出張先で長雨に合うのは面倒なこと。こればかりはどうしようもないものの、地元と違って倉庫で作業をしようというわけにもいかない。

2024/02/12
 わら細工と茅刈りに追われた年末が終わり、年明けからは出張が続く。雪国の美山で冬場に仕事をするのはリスクが大きい。ので、遠く(特になるべく南側)の仕事は冬場に回す。ゆえに冬場はどうしても出張が多くなる。

2024/01/09
 昨年末最後の仕事は、今シーズン最後の茅刈り。慌ただしい年末だったが、どうにか例年並みの茅が刈れた。またまだ茅はたくさん生えているが、さすがに茅刈りばかりもしていられない。

2023/12/28
 やらかした。この忙しく頭パンパンな時に限って、普段しないようなミスを……と悔いるが、時すでに遅し。腹をくくって次に活かすしかない。

2023/12/06
 年内に予定されていた大きめの工事をひととおり終え、茅葺き ぶんなは恒例の冬ごもり期間に突入。気候とともに経営も氷河期を迎えるが、ちょっと冬越しのための蓄えが足りない。どーすんねんと焦る気持ちを抱えても、季節は待ってくれない。今やらねばならないことをまずは最優先。

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