2019/10/07
 差し茅を終えた屋根を、ハサミで刈り込んで仕上げること数日。1人でやっているので時間がかかる。その間、ずっと気になってしょうがないことがあった。

2019/10/04
 茅葺き屋根の修理にはいくつか方法がある。今回の工法は、全て葺き替えるのに比べて耐久年数は低いが、その代わり少ない茅の量で施工出来る一般的な方法、“差し茅(さしがや)”。

2019/09/21
 屋根用の茅を捌いていると時々お目にかかる、鳥の巣のような草玉。『カヤネズミ』という日本最小…親指サイズのネズミの巣である。今ではレッドリストに載るような希少種となりつつある生き物らしい。

2019/09/08
 今回の腐朽箇所は、骨組みまで露出してしまうほどのひどいもの…ではあったが、修繕するとなればむしろこの方が触りやすい。自分がやりやすいように、新たに小さく葺き直せばいいからだ。わずかに残っている薄い屋根を何とかしようという方が難しい。

2019/09/07
 前回の現場も今回の現場も、同じ部分が局所的に腐ってしまっている。角(かど)の隣部分、脇(わき)と呼ばれる辺り。それも、妻側(4つある屋根面のうち、破風があって面積が少ない方の面2つ)の脇ばかりだ。

2019/08/20
 気が重かった下地修理も、完了すればやはり気持ちがいい。重たい茅屋根を預ける信頼に足る、丈夫な下地に生まれ変わった。

2019/08/18
 今回葺き替える屋根は、どうもかつては『わら葺き』だったのでは、と思われるような下地(骨組み)である。稲わらや麦わらなどで葺かれた屋根は軽い。しかし、新たに葺き直す厚く重たい茅葺きを支えてもらうには、下地があまりにも心許ない。  やれやれではあるが、抜本的に直す必要がある。

2019/07/21
 ハサミは茅葺き屋根職人にとって必需品のひとつだが、なかなか手のかかる道具でもある。ホームセンターで購入して、切れなくなったら替え刃と交換して…という物品と同じようにはいかないのである。

2019/07/13
 地域の未来を担う?、ちびっこ茅葺き職人さんたちとご対面。  小学校よりご依頼を頂いて、茅葺きについてのお話と、模型を用いての茅葺き体験をさせて頂いた。授業参観などでしか入ったことしかない教室で、前に立って話すことになるとは・・・。

2019/07/06
 コケだらけだった面の修繕が終わった。今回の工事範囲はおおむね下半分。コケをそぎ落し、腐った茅屋根の表面を均し、その上から新しい茅を短く切ったもので葺き覆っていく。朽ちた屋根の上から、薄く葺き直してコーティングする表層葺き 。我々は"さげ葺き"と呼んでいる。

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